自分を縛っていたもの

金ちゃん

2015年08月16日 11:20

子宮委員長はるちゃんの存在を知って

最初は、抵抗というか、
ビックリでした。

元風俗嬢で、
授かった子供は、
誰の子供かわからないまま、
妊娠、出産して、
今は、子供の父親とは別のパートナーがいて。
それを、
つつみ隠さず表現していて。
セッションは、90分10万円。
資格も特に持っているわけでは無いけれど、
その枠が、すぐに埋まってしまう程人気で。
全国に、ファンが沢山いるらしい・・・。

っていう所で、
まずビックリ

普通に目立たず、
周りに合わせて生きるので一生懸命で、
でも、なんか違和感を感じていた私は。
それ、いいの?
っていう気持ちも、未だにあります。
でも、気になって、ブログみてしまうんですね~(笑)

他の方たちのように、
凄い熱烈なファンと言うのとは、私は、今のところ少し違って。
中途半端な所にいて、
全部を理解できるわけでは未だに無いのです。

自分の今までの常識とは、
かけ離れすぎて。
だから、恐る、恐る、
怖いもの見たさのような所もあるのかな~。

でも、気になるっていう事は、
やっぱり、何か自分が惹かれる所があるんですよね。

最初はね、
書いてある事も、よく理解できませんでした。
だから、すぐブログを見るのをやめたんですが。
ちょっと気になって、時々のぞいていたんですね。

その頃に、、
自分の心に響いた文章がありまして。

「母の呪いが魔法」に変わる時★★★

私の子供のころ、
母親はとってもよく怒る人でした。
手をあげられることも結構あったし。
(一応、補足で・・・。
今、母親はすっかり丸く可愛らしい性格になって、
仲良しですし、母親と二人で旅行や食事にいくこともあるくらいですけどね)

でも、昔は。
感情のままに怒って、
父親や、私達を巻き込んで。
子供の私からみたら、いつも怒っている印象があって、
幸せそうに見えなかったんです。
夫婦喧嘩もよくしてて。
喧嘩の最中に、”離婚”とかいう言葉が出てくる時もありました。
”離婚届け”を見かけた事もありました。
母親が離婚届けを出してきて、父親がびりびり破るみたいなのが、
数回あった気がする
だから、両親は、心の底では、愛し合ってない夫婦。
仲の悪い夫婦だと、どっかでずっと思っていたんですね。
どこかで
”母親は愛されてない女性、可愛そうな女性”
って思っていた気がします。

今なら、とっても失礼で勝手な私の思い込みだったと思えるのですが。
そんなお母さんのようになりたくない、
お母さんのようになったら、愛されない女性になる・・・。
結婚したら、喧嘩しない仲のいい夫婦でいようって思っていました。

長い間、心の中のどこかに、いつもあった気がします。


”お母さんのようになりたくない”

は、自分の人生の分かれ道で、
何かを選択する時の、基準になっていたような所が、
いつもどこかであった気がします。

でもね、
2年くらい前に、
母親がリュウマチになって。
その薬で免疫力が下がって、
肺炎になり、2週間程入院しました。
母親が入院するなんて、初めてでしたので、
私にとっても、家族にとっても大きな事件でした。

肺炎と診断が出るまで。
原因がわからず、
熱がでたり、不調を訴えてる間が
一番心配だったので、原因がわかって、少し安心しました。
家にいるより、病院の方が家事も完全にお休み出来るし、
そっちの方がいいだろうって思いました。

その時に、
少し、自分の考えが変わる事になりました

私の父親が、
会社に行きながら。
毎日欠かさず、病院に通い、
文句も言わず。
母親の着替えとかを持ってきたり、
献身的に、お世話をしていたのです。

母親も、だいぶ回復に向かって、
大丈夫そうだったので。
私が、
父親に。
「私、明日も、病院来れるから、
お父さん、毎日来てるし、温泉でも行って、ちょっとリフレッシュしてきたら?」と言ったら。
(父親は、休みの日に、近場の、スーパー銭湯とか温泉に一人で行くのが、趣味です)

「今は、そんな気分じゃないからいい。
お母さんが元気になったら、そんなのいくらでもいけるから・・・」って言ったんですね。

その言葉や、今までの行動に。
なんか、上手く言えないのですが。
感じるものがありました

私が大人になってからは、
両親は二人で、海外旅行とかにも行くようになって、仲いいなとは思っていたんですけど。
心のどこかでは、そう思えてない部分があったんだと思います。

あー、私がわかってなかったけど。
お母さん、あれだけ、怒って、よく喧嘩して。
お父さんの事全然褒めないし、悪口言うし(笑)
ありがとうも言わないし。
それでも、
「お父さん、お母さんの事、
とっても大事で大好きなんだな~」って
今さらながら、感じたんです

「お母さん、とっても愛されている女性なんじゃないかな~」って
思ったんですね。

あれだけ、
怒って、褒めなくて、感謝も言わなくても(笑)

あんなに、献身的に大切にされてて。
逆に、お母さん凄いんじゃないかとも
ちょっと思ったんですね。

その頃あたりから。
母親のようになりたくない・・・。

母親のようになってもいいかも
母親のようになっても大丈夫かも・・・。
に少し変わりました。

もし子供を授かって、
母親のように、怒ってしまっても、それでもいいかも
旦那さんや周りに沢山助けてもらって。
私は、怒る母親でもいいかもって思ったんですね。
それで、子供がぐれても。
その子が、その子の人生の中で、遠回りしながらも、
色々学んで知っていけば、いいのかもしれない・・・。

ずっと、ダメだと思って、
そうならないようにって、
自分を縛ってた事が、
また少しですけど、ゆるんだんだんだと思います











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