前回からのつづき
”食べたい物を、食べる”
と決めたのが、
2010年の1月くらい。
いったん、自分に許してしまったら。
今まで、頭で押さえつけていた食欲のふだが
はずれてしまい。
高カロリーのもの。
甘いもの。
を1週間ほど、馬鹿食いしました。
食べたい、食べたい。
食べ物の事が頭から離れません。
私変になっちゃったのかもって・・・。
ブクブク、どこまでも太ったらどうしよう?
と凄く怖い気持ちも沢山出てきました。
言葉にすると簡単ですが。
本当に本当に怖かったです
それでも、
周りの目を気にして、いい子ちゃんの自分が。
世間で言われているダイエットと反対の事に、
自分でも、よく挑戦できたな~とも思います。
なぜなかな~とも思うのですが。
それは、
自分の本能である食欲をもう否定したくなかった。
自分を信じてみたかった。
それに、やっぱり、ただ単純に
”食べたい物を、食べたかった”
のだと思います。
もう、
食事制限する方法をやりたくても、
心も体もついてこなくなっていた。
”だって、自分の細胞を作ってくれているのに。
食べる事を否定しながら、食べるなんておかしい”
って思いました。
色々な不安がありつつも。
食べたい物を食べ始めて。
少しづつ感じていたのは。
”食べ物が、凄く美味しく感じるようになってきたこと

”
そしてね。
心配していたように。
ちゃんと太りました

鏡でみて、自分でも”太ったのが”確かにのがわかりました。
今まで、履いていたズボンがきつくなりました。
サロンのお客さんの何人からは。
”ちょっとふっくらした?”
とか言われました。
その度に、
傷ついたし。
怖くなったし。
気持ちは揺れました。
でも、心のどこかで。
今まで無理してきた反応で
一度増えてるけど。
自分が望む食べ物で、
ちゃんと心と体をみたせば、
また自然に、
自分に一番あった体に戻れるって・・・。
確信はないけど、そんな気もしていました。
これは、大切なプロセスなんだって
自分に言い聞かせました。
食べ物も食べたいように食べ始めましたが。
運動もその時の私は、本当は全然したくなかった。
だから、時々やっていた、
ウォーキングもやめてしまいました。
体重をはかるのもやめてしまった。
感情揺れまくって、
恐れも、
不安も
感じまくって。
それでも、
食べたい物を食べました。
体重は、怖くて、はかって無いので、
その頃、体重がどれくらい増えていたのか、わかりませんが。
生理が止まる程、一番体重が落ちていたころと比べれば。
7~8キロは増えたんじゃないかしら?
ネットを調べてみると。
”ダイエットをやめたらやせちゃった”の著者の
夏目祭子さんが、ブログをやっている事がわかって。
ちゃんと実在している人なんだってわかり、
電話で、個人セッションもやっている事がわかりました。
会ったこともない、知らない人に、お金払って話すなんて、
最初は勇気がいりましたが。
個人セッションを受けてみました。
詳しい内容を、
覚えてないのですが。
自分の色々な感情を受け止めてもらえて。
涙がでて、気持ちが軽くなりました
自分の中から、
湧き出てくる不安や恐れなどの感情。
その時、気が付いた事などを、ノートに書いて、
自分の気持ちを整理したりもしました。
今も、そのノートを大切に、とってありますけど。
びっしり書いてあります(笑)
ダイエットの苦しみから、回復した人が
発信しているブログをみつけて。
悩んでいたのは、私だけじゃないという事もわかってきました。
やっぱり、このやり方でいいのかもしれないって励みにもなりました。
そんな時期を3か月程過ごしていたら
体型は、ふっくらしたままでしたが。
食べたいものを食べて、満たされてきていたので。
やけ食いをすることがほとんど無くなっていました。
食べたいものを、食べ始めたら、
どこまでも、食べ続けてしまう気もしていましたが。
自分が本当に食べたい物を食べて、心と体が満たされれば。
体って、必要以上には欲しがらない事もわかってきました。
逆に、
ちょっとお腹がもたれて、”今は要らないな~”
という時が自然にわかってきました。
無理して食べないようにするのではなく。
自然に食べたくない時が出てきました。
それなのに、
今までは、
そんなに、食べたくないものを、
頭の知識で、体にいいからという理由で食べていたから、
全然満たされず。
まだ足りない、欲しいいう感じが、いつまでも消えませんでした。
本当は、お肉を食べたい時に、お野菜をいくら食べても満たされないし。
本当は、お野菜を食べたい時に、お肉をいくら食べても満たされない。
(ただね、いくら食べたい物を食べるにしたとしても。
いつも食べたい物が食べれる状態なわけでもないので、
100%必ず、”食べたいものを食べなきゃ
だめ”ってなってしまうと、
本末転倒ですよね。
そういう失敗も沢山しながら、
自分にとって一番心地よく無理のない食べ方を探して行きました。)
その時、あるブログにかかれていた文字が心に響いて。
メモして、時々思い出しては励みにしていた言葉があります。
あれをた食べたら良い
これを食べてはいけない
これくらい食べれば良い
こんな時間に食べれば良い
みんな色々なことを言います。
みんなそんな情報を欲しがります。
誰かに、どんな風に食べたらいいのかを
教えてもらいたがっています。
どうして
食べたい時に、食べたい物を、食べたいだけ、食べる勇気を
誰ももっていないのでしょうか?
どうして、
自分に必要なものは、
自分が一番良く分かっていると信じる勇気がないのでしょうか?
どうして、思い通りにいしては、
何かとんでもないことになると
怯えているのでしょうか?
私は、ダイエットをやめて自由になります。
ノートに、メモしていたものを、今見直して書きました。
(少し、違うとこもあるかもですが、大体の言葉はあっていると思います)
この言葉って、
食べ物の事だけじゃなくて。
違う事にもあてはめれるんじゃないかな~って私は思います。
たかが、
ダイエットですが。
食べる事=本能や自分の欲求
と仲直りすることで。
私は、
自分を大切するという感覚を、
”食べたい物を食べる”ことで、
知らないうちに、学ばせてもらっていました。
つづく