アロマと金ちゃん

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でね、
私は、
妹にもお母さんを取られたくなかった・・・？

みたい。

三歳児みたいでしよーーーー（笑）
３４歳だよーーー。

でもね。
それに、気が付いて。

わーわー、
時々、心が反応するようになって。
なんかある度に、

私、こんなにも、お母さんに嫌われる事が怖かった・・・？

って、
凄い反応したりして、
旦那さんにも、
ちょっと”異常”に見えたみたい・・・（笑）
自分でも頭おかしいなって思って（笑）

自分を試されるような、色々な事があって。
でも、少しずつ落ち着いてきて。

その時にね・・・。
お母さんが、
妹達と住む二世帯住宅のモデルハウスを見に行くって言ってて。

ちょうど、
旦那さんと、大喧嘩して、実家に帰ってきてた時だったから。
私もついて行ってね。

その時の、
お母さんが。
凄い浮かれてたの。
宙に浮いてるみたい（笑）
足どりが軽くて、目がきらきらして。
大げさかもしれないけど。
こんなお母さん初めてじゃない？ってくらいに感じの。

「私、この家の間取りが好き～」って言っててね。

お母さんね。
私達と住んでた家ね。

間取りが好きじゃなかったんだって。
でも、安いからって、
お父さんに勝手に決められたんだって。

それを、夫婦喧嘩の度に、
私に言ってて。
耳にタコができるくらい・・・。


だから、

お母さん、良かったねーーー。
これから、新しい家に住めるのすごい楽しみなんだーー。
よかったね、お母さん。

って心の中で思ってさ。

実家から、旦那さんの元へ帰る時ね。

あー、お母さんは幸せなんだ。
私が、居なくても大丈夫なんだーーー。

私が居なくても、大丈夫っていうのが、
本当は、ちょっと寂しかったけど。
結構寂しかったけど。

だから、お母さんを不幸なことにして、
私が居ないとダメな事ににして、
役立つ自分で必要とされる自分になろうとしてたけど。

お母さん、私が居なくても、大丈夫なんだ。
幸せなんだーー。

なんだ、心配して損しちゃった。
じゃーーー、
お母さん達の事は、
妹夫婦に任せて、
私は私で、幸せになろう。

お母さんとは違うかもしれないけど、
私らしい道で、幸せになろう。
本当にやりたいことやろう。
お母さんとか、人のせいにしている場合じゃないなーーー。
私、幸せになっていい。
幸せになろう。

って思ったんです。
旦那さんにも、
こんな事を気が付いたよ・・・。って話したら。

良かったね
って言ってくれた。

ぐりちゃんがくれた、
魔法の言葉のようになった・・・




おわり